ラクティス 徹底レビュー

  • 2020年11月30日
  • 2020年12月6日
  • バイク
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ラクティスってどんな車?
実際に3年乗って分かった事
室内の広さや走りは? 子育て世帯にはどうかな?などなど

 



価格

2016年9月に日本国内での販売を終了しています。(2018年までは欧州で販売されていました。)
当時の価格は160万円から200万円でした。

 

現在中古車市場では平均価格では52万円、1300台が中古市場にあります。
年式が2016年、走行距離3万キロ以下と比較的状態のいいものでも総額100万円以下のものが多いです。
お買い得に購入できます。

ヘッドライトは明るいディスチャージドランプ(HID)が装備され、
室内はクラストップレベルの広さ

後部座席もコンパクトカーではトップクラスです。
ラゲッジスペースも十分広いです。

ライバル社はホンダFITだけありよく似ている両社ですが
ラクティスは室内空間の広さが勝っています。

必要にして十分な性能が揃っていて中古価格は100万円以下です。

コスパはいいです!

室内の広さ

CMでは
「いまどき家族にコンパクトカー、これってアリ?」のキャッチコピーで
新垣結衣さんが出演していました。

家族4人が乗っても十分移動できる設計です。
車内の天井が高いので圧迫感がなく広く感じます。

 

実はコンパクトカーの室内の長さはあまり変わりません。
数値上では違っても実際に1,2センチの差は気にならないでしょう。

しかしながら圧迫感は数値にはできません。
概ね天井の高さと外からの明るさ、窓の配置などに影響されます。

この点ラクティスはパノラマルーフという設定もあります。
前席から後席にかけて天井がガラス製になっており外の光を取り込めます。
搭載車種ではかなりの解放感があると思います。

※画像はイメージです。
引用元https://www.daihatsu.co.jp/lineup/taft/04_interior.htm#crew_space

大人4人とリュック4つこれならば十分快適に移動ができると思います。
後席にリクライニングも2段階あり大きくは倒れませんが楽な姿勢を維持できます。

ラゲッジスペースもゴルフカバンは2つ程度、大きいリュックならば4つは積載できます。

時間的には1時間の移動なら問題ない。
2時間から3時間となると移動はできますがコンパクトカーの中では快適な分類ですが
そのほかの大型車にはかないません。

燃費

1.5リッターモデル(FF車)ではカタログ値で19.0km/リッター(JC08モード)
1.3ッターモデル(FF車)ではカタログ値で21.5km/リッター(JC08モード)

 

実際の燃費は15km/リッター程度になると考えられます。
1世代古い型のラクティスでも街乗りメインで1.3L FF車で14km/リッター以上でした。

燃費に関してはハイブリッドの設定もなく最新ではないのでそこまで良くはありません。
価格相応でしょうか。

メリット・デメリット

 

メリット
・室内空間が広い。大人4人+荷物で移動できる。
・天井空間が広いため小さい子供のチャイルドシートの乗り降りも楽。
・後部座席を倒すと広い空間ができる。若干傾斜はあるがフルフラットに近い。
・プロジェクター式のHIDヘッドライトが装着されており夜間に明るく照らしてくれる。
価格を考えるといい装備。
・ウェルキャブ(福祉車両車)の設定があります。それだけ室内が広いということ。
デメリット
・燃費が最新と比較すると良くない(ハイブリッドの設定がない)
・背が高いのでタイヤの縁に負担がかかる。(消耗が早い)
→ミニバン用のタイヤをお勧めします。
・室内の静粛性は低い(低価格&室内空間が広いため他車種よりも大きくなりがち)
・運動性が低い。
エンジンか1.3Lモデルは少しパワー不足。
多人数乗車の頻度が高いのならば1.5Lモデルがおすすめ

総合評価(こんな人におすすめ)

低価格でホンダFIFのような手軽な車を探している方はいい選択。FITのようにハイブリッドの最新低燃費ではありませんが価格が全く違いますのでコスパはいいです。

 

特に子育て世帯で軽自動車は安全性が不安と考えているなら室内空間も広く、たくさんお買い物しても十分ラゲッジスペースに余裕があるこの車はオススメできます。

自動車事故の半分は追突というデータもありますのでラゲッジスペースが広ければそれだけ衝撃を吸収してくれます。
軽自動車は後席は広いですが、ラゲッジスペースはほぼありません。間違いなく追突には弱いですね。

分類もコンパクトカーですので運転に自信がない人でも安心。
普段は一人だけどたまに人を乗せる。荷物もたくさん積むことがある。
こんな年に数回の用事に大きな車で空気を運びたくないという人にはぴったりな車種だとわかります。
中古車を選ぶ際にはエアコンに異臭に注意が必要です。それだけ気をつければいい選択が出来そうです。
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