男性の育休 期間は?
今回はシンプルに育休の期間について説明します。
お父さん必見!!
この記事でわかること
・育休の期間
育児休業をすることができるのは、原則として子が出生した日から子が1歳に達する日
(誕生日の前日)までの間で労働者が申し出た期間です。
つまり1月1日に生まれたら
1月1日から12月31日まで育児休業を取得できます。
なので1月1日から休んで次の出社は来年の1月1日という事です。
給付金は誕生日の前々日分まで支給されます。
民法上、12月31日で1歳と認定されますので給付金は12月30日分まで支給されます。
これがごくごく一般的な期間です。
図で確認してみましょう。
パパに関しては
産後8週間(ママにとっては産休期間中)に8週間以内の育休を1回目として取れます。
さらに別の時期にもう一度2回目の育休を取得できます。
事情や特別な手続きは不要です。
出産の直後の大変な時に1回目の育休を取得して、
次の育休は仕事の忙しくない時期を選んで選択する。このようなパターンも可能です。
現実問題、なかなか男性への育休が進んでいない現状を考えると、この制度を使うと家庭と職場のバランスが取れるかもしれません。
・夫婦で育休を取るとお得!(パパ・ママ育休プラス)
パパ・ママ育休プラス
これを使うと1歳2か月まで育休をとれます。
しかし条件があり、ママ、パパ両方が育休を取らなければいけません。
図を見るとわかりやすいです。
・1年6か月、2年に延長できる!
簡単にまとめ
それぞれの市町村が申し込みを行う認可保育園に応募しても入れない場合に1年6か月、それでも入れない場合は最長2年に延長しますよ。という事です。
給付金ももらえますし、子供と過ごせる時間が長くなる訳ですのでなかには意図的に延長する方もいるようです。
出産というリスクを取りながら生んだ我が子となるべく長く一緒にいたいと思うことは理解できます。むしろ育休1年が短いように感じます。
男性の育休 みんなは何日休んでいる?
~平成27年度「雇用均等基本調査」(厚生労働省)~
育児休業の取得期間は、女性は9割近くが6か月以上となっている一方、
男性は、5日未満が56.9%、8割以上が1か月未満となっています。
みなさんも賢く制度を使ってみてください。