未だに災害を経験したことがないという人の方が珍しいかもしれない。
私自身、新潟県中越地震や東日本大震災で被災しました。
新潟県中越地震では本当の意味の被災者になり、
東日本では数日間、電気の無い生活を経験しました。
当時はまだ、子供で守られる立場でした。
今でも父親と兄が家の中に必要なものを取りに行く姿が忘れられません。
当時の私は状況が分からずいつ来るかわからない余震にただただ怯えていました。
月日が経ち守る立場になった今、
守る為に必要なものを考えてみました。
緊急持ち出し袋と備蓄品の違い
まず緊急持ち出し袋と備蓄品
これを分けて考えてみました。
実際の経験から考えると地震で
現在住んでいる鉄筋コンクリート造の家が倒壊する確率はかなり低いです。
木造の一軒家でも倒壊する確率は低いですし、
仮に倒壊しそうになったら緊急持ち出し袋を取っている暇はなく、逃げ出すでしょう。
そのため地震対策には家の一角に水や食料、電池を備蓄しておけば問題ないでしょう。
おおよそ3日間の食料があれば
日本国内では支援物資がすぐに届くと考えられます。
これは大雨などの土砂災害が1番確率が高いと想定しています。
近年全国各地で毎年のように発生しています。
大雨による災害、地震による津波が発生すれば
素早く必要なものを持って逃げる必要性があります。
緊急持ち出し袋の中身
大雨による土砂災害で避難。
避難は車による移動を想定しています。
父親用、母親用の2つのリュックを準備しています。
父親用は70リットル、母親用は50リットルのリュックです。
女性は10kg以下 男性は13kg以下くらいが限度でしょう。
内容
母親用にはなるべく最低限で必要なものを幅広く入れます。
つまり一軍のリュックを作るイメージです。
水500ml4本
タオル
おむつ
おしり拭き
ライト
電池
ラジオ
乾パン
防災食
救急セット
マスク
防寒具
モバイルバッテリー(20000)×️2
父親用にはあったら助かるもの。母親用のリュックでは数が足りないものの補完です
飲料水や防災食、タオルなどを入れています。
家の備蓄は
防災食
電池
ホッカイロ
カセットコンロ
ガスボンベ
子供用のレトルト食品などを備蓄しています。
災害を経験して最も大きな問題は暖をとることです。
中越地震、東日本大震災はどちらとも秋、冬の時期でした。
特に東日本大震災では停電だけでしたが、エアコンや石油ファンヒーターは一切使えず、
暖をとる手段がありませんでした。
中越地震の時は実家でしたので古い反射式ストーブがあってとても助かりました。
なので今回は反射式ストーブを購入しました。
簡単に説明すると
電源は必要なく電池で動きます。
ストーブ全体が熱くなり、やかんをおけば水を沸かすこともできます。
コロナ CORONA
BX-2220Y 石油ストーブ BXシリーズ ブラウンメタリック
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様々な製品がありますが、
石油ファンヒーターでも有名はコロナ製を購入しました。
1番安いですし
問題は燃料の保存です。
一般的に灯油は赤や青のポリタンクに入れて保存します。18Lで1500円程度です。
保存期間は1シーズン程度です。
寒くなってきた9月、10月ごろから4月、5月頃までは十分保存可能です。
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ほかにも
保存缶もあります。
8Lで1万円程度です。
保存期間は3年間
比べると
毎年シーズン18L買って使用しなかったら破棄した方がお得です。
ただ手間がかかるので
缶の方が簡便です。
燃料消費量は1時間あたり300ml程度ですので
18Lでは60時間使用できます。