乾燥が気になるこの季節。
加湿器を使っている人も多いと思います。
今回はうるさい加湿器の原因と静かで快適に加湿してくれる
おすすめを紹介します。
特に寝る時に音が気になる方におすすめです。
これで静かで快適な睡眠が手に入ります。
もちろん湿度もバッチリキープされますよ!
うるさい加湿器の原因は?
原因は加湿方式によって違います
スチーム式、超音波式、気化式
水を沸騰させることによって加湿します
沸騰する際に発生する気泡の音が原因です。
ケトルを想像してみてください。
沸騰しても特別音が鳴るわけではないですが
沸騰したことに気付きますよね
改善策ですが、
構造的に加湿をする段階で音が発生してしまいます。
ですので、加湿器を置く場所をなるべく人から離しましょう。
4m離れれば12dbも音が小さくなります。
スチーム式を販売している各製品の仕様表を探してみましたが
意外と騒音に関しては公表させているデータが少なかったです。
静かさをアピールしている製品は記載されていることが多いようです。
製品名 | 騒音 |
三菱スチームファン蒸発式加湿器 SHE35TD(-W,-K)【2020年製】 |
27db |
象印スチーム式加湿器 EE-RQ35、EE-RQ50 |
通常沸とう 約39dB 湯沸かし音セーブモード 約31dB |
アイリスオーヤマ空気清浄機能付加湿器 RSA-401 |
静音26db 標準33db 急速42db |
超音波式の加湿器は比較的音が発生しません。
しかし低価格の物も多いためモーターなどの部品からの音が聞こえる傾向にあります。
超音波式はデスクなどでは小型で便利ですが、家庭内では衛生面で問題があったりと
低価格ですが安全性に問題があります。
寝室や子供など静かな環境&安全性を高めるためにも買い替えも検討すべきだと思います。
気化式の騒音の原因は
モータで風を送り出すためにモーター音だったり風切り音(風の音)です。
比較的静かな製品も多いですが
加湿能力がスチームに比べると少ないです。
加湿能力を高めるためには
より多くの風を送る必要が出できます。
結果として騒音も大きくなってしまします。
余談
私も加湿空気清浄を使用していました。
多くの加湿空気清浄機は気化式です。
冬場になるとエアコンを使用して室内がとても乾燥します。
使っている加湿空気清浄機の説明書を見てみると最大加湿能力は800ml/hでした。
1時間に800mlも加湿できれば問題ないと思っていましたが、
風量がターボモードで800ml加湿できるという事でした。
ちなみに風量ターボモードの騒音は54dbでテレビの音も聞こえないくらいの騒音でした。
これでは現実問題使えません。
なので最大加湿能力が大きいものを購入して
風量を静かなモードで使用するのが
一番静音性と加湿能力のバランスがいいと思います。
騒音の基準は?
騒音をdbで表されてもイマイチわからないと思いますので参考にしてみてください。
騒音値の基準と目安 (日本騒音調査)
がHPに公開していました。
それによりますと
50db | 大きく聞こえる 扇風機(1m) |
40db | 聞こえる会話には問題なし 図書館や深夜の市内 |
30db | 非常に小さく聞こえる 郊外の深夜、ささやき声 |
20db | ほとんど聞こえない |
距離による音の変化
距離(m) | 減衰量(dB) |
2 | 6 |
4 | 12 |
8 | 18 |
16 | 24 |
32 | 30 |
50 | 34 |
夜中の寝室では
30db以下が気にならない音かと思います
また加湿器を置く距離もなるべく
枕元からは離すことが大切になります。
しかし寝室で4m以上離すことはなかなか現実的ではないような気がします。
そう考えると発生源である加湿器を静かなタイプにすることがよさそうです。
静かな加湿器をご紹介
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なぜならハイブリッド式なのです!
基本的には気化式で加湿をします。
しかし気化式のデメリットである加湿能力を高めると風量も上がり騒音が大きくなってしまいます。
そこを補うのがハイブリッド式です。
風量を上げずに温めた空気を送ることで効率的に加湿します。
湿度が一旦上がれば電気代の安い気化式として動きますよ!
同じシリーズでも加湿能力別に3020,5020,7020,9020 4種類あります。
一般的な1LDK程度の部屋でしたら5020がぴったり、7020だと能力に余裕がありますね。
性能表をお見せしますね。
寝室でしたら3020,広くても5020で十分だと思います。
このシリーズは本当に動作音がしなくて静かです。
帰宅後など強力に加湿したい時にはパワフルに、湿度が十分な時には停止しますので賢く省エネしてくれます。
もっと詳しく見てみたい方は公式HPのリンクを貼っておくので見てみてください。
ダイニチ公式HP